秋山孝ポスター美術館長岡が開館してから今年で3年目を迎える。今回の秋山孝ポスター展、2周年記念懇親会では、また新たな一歩が踏み出された。その一歩とは法人会員の発足である。昨年度末より当館のサポーターズ倶楽部にも法人会員制度が整い、会員を募集していた。現法人会員は、新潟銘醸(株)、長岡三古老人福祉協会、川崎自動車工業(有)、第四電設(株)、高田建築事務所(株)、フォレス・タカダ(株)の6法人である。この6法人の法人会員授与式から、今回の懇親会はスタートした。テーブルに並ぶのは、新潟銘醸(株)の「冬将軍 雪蔵貯蔵」「長者盛 吟醸生原酒」などの日本酒をはじめ各種飲料、寿司(大漁寿司)、刺身(やまや)、アジの南蛮漬け(田上商店)、鳥の唐揚げ(田上商店)、新潟県黒崎の枝豆、アイスパン(旭屋)、神楽南蛮味噌味の柿の種、そしてお手製のナスとキュウリの漬物である。柿の種は星野本店より、漬物は宮内の塚野靖子様より、それぞれご厚意でいただいた。会場に集まった多くの人々が料理、飲み物を片手に談笑する。初めての人も顔なじみの人も、APMが縁で繋がり、一緒に2周年記念を祝うことができたことに感謝したい。会の中盤では、長岡三古老人福祉協会の代表として駆けつけてくれた近藤陽一郎氏が、特別に生歌を披露してくださった。近藤氏の飾らない人柄がそのまま表れた様な、伸びやかで力強い歌。そういう曲を選んでくださったのか、どの曲もノリがよく、夏にぴったりだった。開会の挨拶では、サポーターズ倶楽部会長高田清太郎氏の言葉が心強い。美術館大学で秋山館長が述べた「装丁・装画美術館設立」の夢を実現すべく、今年の目標を「法人会員10社」と定めたという。さらにAPMを発展に導いてくれることだろう。最後に、APM恒例の集合写真の撮影となった。今回、美術館大学、懇親会と撮影を担当してくださったのは、吉澤義孝氏である。感謝したい。(APM職員)
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【1000000人のキャンドルナイトについて】
何年か前からこの時期になると、全国各地に散らばるある特定の人々を賑わす運動がある。 エコという言葉がもてはやされ始めた頃から開催されているアートイベントの一つで”1000000人のキャンドルナイト”と呼ばれており、日本中の各地に散らばっている優しさや思いやりをキャンドルの灯りに変え、普段点けている照明を消すことで、限りある電気エネルギーの消費を少しだけでも抑えようといった内容の運動である。(※解釈が多様化しているので誤りがあった場合はご容赦願います。)
開催は個人の自由であり、インターネットサイトに開催場所等をUPすることで、名前を借りてイベントを開催することができ、また主体がキャンドルであるため、準備においても比較的容易であることが推測できた。
この3ヶ月間、常に、宮内地区が行うべき”まちおこし”について考えてきた。
知り合いを通じてこのイベントの情報を聞き入れたのが開催の6日前。
キャンドルの灯りを想像するのは難くなく、この場所で淡く放つ灯りが持つ神秘性を、ほぼ直感的に信じてみたくなった。
【まとめ】
今回のイベントは時間も限られている中、様々な方々の絶大なご協力により、50人を超える来場者があり大盛況の後に終了することができた。
上組小学校への告知による、子供達や先生方の来場。
軽飲食の提供により、来場者の会話に花が咲いた。
地域の方々とのコミュニケーションの場としての可能性の拡大。
友人の楽曲提供は、建築の空間体験に加え、新たに”音”という要素を加え空間と調和した。
今回のイベントは、秋山孝先生始め、本当に地域の方々や会社の皆様、友人知人といった、家族のような繋がりがあって初めて開催に至れたと改めて感じている。
この文章をかりて改めて、皆様に深く感謝申し上げます。
人と人との関わり合いから、決して逸脱する事が出来ない社会の中で、キャンドルと町の美術館の神秘的な空間によって、人々の内に秘めた優しさや気持ちが表に引き出され、新たなコミュニケーション方法の一つとしての可能性が垣間みられたのではないかと思う。
地域づくりやまちおこしといった言葉も多くでてきているが、継続していく事で活気ある町となっていけばと考えている。(高田建築事務所社員・平澤健至)
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今回の親睦会の目玉の一つはなんといっても法政大学ギタークラブOB会、畠山徳雄先生によるメキシコ音楽の演奏だろう。3月11日の東日本大震災の影響で一度は中止となったこの演奏会が、改めて開催することとなったのは、ひとえにギタークラブOB会の皆様の善意によるものである。
会のはじめにアダージョなど数曲が披露されると、美術館の小さな空間は音楽でいっぱいになる。当館の展示室は非常に音が響くので、音楽が鳴るととても伸びやかに聞こえる。演奏が終了すると「もう終わってしまった」と残念そうに帰るお客様もいた。
親睦会には、美術館大学に引き続きU.G.サトー氏とリンダ・リトー氏も出席してくださった。美術館大学で秋山先生が「コミュニケーション力が半端じゃない」というだけあってU.G.氏は誰とでも朗らかに語り合う。リンダ氏は柔らかな口調で静かに語る。普段はなかなか接する機会のない方々とこんなにも距離を縮められるのも、小さな美術館APMの魅力だろう。
会の終わりには、御法川哲郎先生に多摩美術大学GD(グラフィックデザイン)学科研究室の皆様より花束と記念品が手渡された。御法川氏はこの度、多摩美術大学GD学科研究室助手から長岡造形大学視覚デザイン学科の准教授になられた。そのお祝いである。学科長の長瀬公彦先生からも励ましのお言葉をいただいた。
最後に全員で集合写真を撮ってお開きとなった。全員笑顔のいい写真となった。(APM職員)
※いつもお世話になる、宮内のお店「はな本」が3月で閉店してしまった。美味しい手料理と女将さんの温かなもてなしに惹かれて毎回通っていたので落胆していたのだが、今回の親睦会に筍を炊いて持ってきてくださった。女将さんの人柄が感じられるような優しい春の味だった。心より感謝申し上げます。
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